安慶名城跡は沖縄本島の南部、うるま市にある城跡です。
14世紀に築かれた安慶名城跡は、美しい石垣と共に、沖縄の独特な城郭文化を今に伝えています。
国指定史跡として、登録されており魅力の詰まった城跡です。
安慶名城跡を訪れる際の見どころ紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
安慶名城跡の評価
※評価はOkinawa Bookmark管理者が沖縄の他の城・城跡と比較しての主観です
安慶名城跡の基本情報
営業時間 | 特になし |
定休日 | 特になし |
入場料 | 無料 |
所要時間 | 約30分 |
駐車場 | 有り(無料) |
トイレ | 有り |
住所 | 〒904-2214 沖縄県うるま市安慶名 |
公式サイト | なし |
安慶名城跡の見どころ
国指定史跡
安慶名城跡は1972年に国の史跡に指定されました。
自然の断崖と急斜面を巧みに利用して築かれたこの山城は、14世紀頃に安慶名按司が築いたとされています。
キレイな石垣
安慶名城跡の特徴の一つは、その美しい石垣です。
城の外側と内側に二重に巡らされた石垣は、沖縄県内では珍しい輪郭式の構造です。
整然と積み上げられた石垣は、当時の技術の高さを物語り、本当にすごいと思いました。
歩いて頂上まで行ける
安慶名城跡は徒歩で頂上まで3分ぐらい歩けば登ることができます。
足元は滑りやすかったので、靴で行くことをおすすめします。
道中は自然の地形を活かしたルートで、景色を楽しみながら散策が可能です。
上に登ると上記画像のように入り口がありそこを抜けるとキレイな景色が広がっています。
頂上からは安慶名の美しい景色を一望でき、安慶名城跡の上からの景色もキレイでした。
安慶名闘牛場
安慶名城跡にはかつて全島闘牛大会が開催されていた安慶名闘牛場があります。
現在は石川多目的ドームで行われることが多いようで、最近は使われてないみたいです。
上から闘牛場を見下ろすと上記の感じになります。
公園は子どもがたくさんいる
安慶名城跡周辺は、安慶名中央公園として整備されています。
子どもや家族連れで訪れるにも最適な場所で、大人も子どもも楽しめるスポットです。
安慶名城跡マップ
安慶名中央公園内案内図がありました。
安慶名城跡の歴史
安慶名城跡は、14世紀頃に安慶名大川按司によって築城されました。
自然の断崖と急斜面を巧みに利用した山城で、外側と内側に二重の石垣を巡らせた輪郭式のグスクとして知られています。
最盛期には沖縄本島中部一帯を支配し、具志川、天願、屋良、喜屋武にも城を築き、その勢力は中部最大でした。
安慶名城は、当初兼箇段に築城を考えましたが、現在の安慶名の小高い丘に変更されました。
15世紀から16世紀にかけて、安慶名大川按司一族が三代にわたって統治しましたが、1526年に尚真王の軍に攻められ、最終的に落城しました。
現在、城跡周辺は安慶名中央公園として整備され、歴史と自然を楽しむことができます。
駐車場・アクセス情報
アクセス | 那覇空港から車で約70分 |
住所 | 〒904-2214 沖縄県うるま市安慶名 |
駐車場 | 有り(無料) |
トイレ | なし |
安慶名城跡には、無料駐車場が完備されています。
以下Googleマップを参考に駐車場の情報を確認してください。
まとめ
安慶名城跡は、歴史と自然の美しさが融合した魅力的なスポットです。
国指定史跡としての価値や、美しい石垣、歩いて頂上まで行ける手軽さなど、多くの見どころがあります。
また、子どもたちが楽しめる公園もあり、家族連れにもおすすめです。
ぜひ、安慶名城跡へ足を運んでみてください。
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