沖縄県護国神社は沖縄本島の南部、那覇市にある神社です。
護国神社とは、国家のため国事および戦争殉難者の御英霊を祀る神社です。
護国神社は多くの都道府県にあり、沖縄には沖縄県護国神社があります。
また、初詣などのご祈願スポットとしても人気でさまざまな方が参拝に訪れる場所です。
沖縄県護国神社の評価
※評価はOkinawa Bookmark管理者が沖縄の他の城・城跡と比較しての主観です
沖縄県護国神社の基本情報
営業時間 | お守り授与:9時~17時 御祈願受付(午前):9時30分~11時45分 御祈願受付(午後):13時~16時 |
定休日 | 年中無休 |
入場料 | 無料 |
所要時間 | 約30分 |
駐車場 | 有り(無料) |
トイレ | 有り |
住所 | 沖縄県那覇市奥武山町44 |
公式サイト | https://www.okinawa-gokoku.jp/ |
護国神社の見どころ
沖縄戦にて散華された方々の御英霊を祀る神社
沖縄県護国神社は、昭和十一年に創建され、昭和十四年に護国神社と改称されました。
日清日露戦争以降、先の大戦までの国難に殉じた沖縄県出身者の軍人、軍属を祀っています。
また、沖縄戦で命を落とした一般住民や本土出身の御英霊も祀られています。
戦後、一時的に学校用地として利用されましたが、多くの人々の声により昭和三十四年に再建されました。
以来、沖縄戦の戦没者を慰霊する場所として多くの参拝者が訪れています。
キレイな鳥居
護国神社の入り口を飾る美しい鳥居は、訪れる方を迎える象徴です。
沖縄の青い空と緑に映える鳥居は、神聖な雰囲気を醸し出します。
平和の像
境内には、平和への願いを込めて建てられた「平和の像」があります。
「恒久平和」、「慰霊顕彰」、「共存友好」と書かれた石碑があります。
傷痍軍人夫婦像
「傷痍軍人夫婦像」は、片足のない軍人であろう方とそれを支える女性がモニュメントになっています。
世界の恒久平和を渇望し、その証として、この像を建立したようです。
ご祈願
護国神社では、以下のご祈願を行っています。
・家内安全祈願
・厄除祈願
・初宮詣
・七五三詣
・安産祈願
・合格祈願
・必勝祈願
・商売繁盛祈願
・交通安全祈願
・病気平癒祈願
・縁結び祈願
参照元:沖縄県護国神社
トイレなどもあります
護国神社の案内
沖縄県護国神社の由来が記載されて案内板がありました。
沖縄県護国神社の歴史
沖縄県護国神社は、昭和11年に創建されました。当初は招魂社として設立されましたが、昭和14年に護国神社と改称されました。昭和15年には内務大臣指定護国神社となり、県社相当の社格が与えられました。
この神社は、日清・日露戦争以降、先の大戦までの国難に殉じた沖縄県出身の軍人や軍属、さらに沖縄戦で命を落とした一般住民や本土出身の御英霊を祀っています。昭和16年には那覇市による大規模な社殿・施設の拡充が行われましたが、昭和20年の沖縄戦で多くの施設が戦災に見舞われました。
戦後は、本殿の一部が残る状態となり、境内地は一時的に学校用地として使用されました。しかし、戦没者を慰霊する場所としての再建を望む声が高まり、昭和34年4月に仮社殿が建立されました。同年11月には靖國神社から沖縄戦で散華された御霊代が奉移され、第一回秋季例大祭が斎行されました。
昭和40年には、沖縄県護国神社復興期成会の尽力により現在の本殿と拝殿が完成しました。昭和47年の沖縄本土復帰を機に宗教法人認証申請が行われ、昭和48年12月18日に宗教法人沖縄県護国神社として認証されました。
その後も沖縄県護国神社は県民からの崇敬を集め続け、平成22年12月には新社務所が完成しました。現在も慰霊顕彰のための様々な祭典やご祈願が行われ、多くの人々が訪れる場所となっています。
参照元:沖縄県護国神社
駐車場・アクセス情報
アクセス | 那覇空港から車で約10分 |
住所 | 沖縄県那覇市奥武山町44 |
駐車場 | 無料駐車場が2ヶ所ある |
トイレ | 有り |
沖縄県護国神社は奥武山公園内にあるため、奥武山公園の駐車場に駐車できます。
ただし、奥武山公園には沖縄セルラースタジアム那覇(野球場)や沖縄県立武道館などがあり、さまざまなイベントが開催されています。イベントの際は、満車となり駐車できない場合もありますので、あらかじめご注意ください。
1つ目は奥武山公園第1駐車場です。
2つ目は、奥武山公園第2駐車場です。
まとめ
沖縄県護国神社は、歴史ある由緒正しい神社であり、多くの御英霊を祀っています。
美しい鳥居や平和の像、傷痍軍人夫婦像など、訪れる人々の心に訴えかける見どころが満載です。
また、多様なご祈願にも対応しており、心を込めたご祈祷が行われています。
ぜひ、護国神社を訪れてその魅力を感じてください。
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