沖宮(おきのぐう)沖縄本島の南部、那覇市にある神社で、琉球八社の一つです。
本殿や天燈山御嶽、そして神々が祀られる住吉神社や八坂神社、さらには空手の偉大な師範を讃える船越義珍顕彰碑など、訪れる人々を魅了する見どころが満載です。
沖宮の歴史や神話に触れ、心身ともに癒される貴重な体験をぜひ楽しんでください。
沖宮の評価
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※評価はOkinawa Bookmark管理者が沖縄の他の城・城跡と比較しての主観です
沖宮の基本情報
営業時間 | 年中無休 |
定休日 | 年中無休 |
入場料 | 無料 |
所要時間 | 約30分 |
駐車場 | 有り(無料) |
トイレ | 有り |
住所 | 沖縄県那覇市奥武山町44 |
公式サイト | https://okinogu.or.jp/ |
沖宮の見どころ
本殿
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沖宮の本殿は、訪れる人々を魅了する歴史的な佇まいが特徴です。
15世紀中頃に那覇港内で発見された神聖な古木が祀られ、国王や一般の尊崇を集めました
現在の本殿は、第二次世界大戦後の昭和50年(1975年)に再建されたものです。
その壮麗な建築様式は、沖縄の歴史と文化を感じさせるもので、訪れる人々に深い感動を与えます。
境内を歩くと、神聖な空気が漂い、静寂の中で心が洗われるような体験ができます。
沖宮の本殿は、歴史的な背景とともに、その美しさと神聖さを直接感じられる場所です。
天燈山御嶽
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天燈山御嶽は、沖宮の主神である天受久女龍宮王御神が御鎮座する神聖な場所です。
昭和32年(1957年)に石碑が建立され、毎年旧暦3月23日に春季例大祭が行われます。
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この御嶽からは、那覇市街を一望できる絶景が広がり、訪れる人々に癒しとインスピレーションを与えます。
天燈山御嶽は、自然と歴史が融合した、心の浄化と癒しを感じられる特別な場所です。
キレイな赤い鳥居
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天燈山御嶽に上がるところに、キレイな赤い鳥居もありました。
住吉神社
住吉神社は、神代十二子の子、丑、寅の神々が祀られている神社です。
八坂神社
八坂神社は、神代十二子の卯、巳、午、未、申、酉、戌、亥の神々が祀られています。
船越義珍顕彰碑
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船越義珍顕彰碑は、空手の偉大な師範である船越義珍を称える碑です
空手道の精神とその歴史を感じることができる貴重な場所です。
沖宮の歴史
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沖宮の歴史は、1451年の尚金福王の時代に始まります。
那覇港内で発見された神聖な古木を祀るために創建されたと伝えられています。
この古木は不思議な光を放ち、国王の命により漁夫が探し当てました。
これにより、那覇港に宮社が建てられ、沖宮は誕生しました。
沖宮は、国家安穏や五穀豊穣、航海安全の神として、歴代琉球王や諸民に尊崇されました。
明治41年(1908年)、那覇港の築港工事に伴い、字安里に遷座されました。
その後、昭和10年(1935年)に国宝に指定されましたが、第二次世界大戦で焼失しました。
戦後、昭和36年(1961年)に通堂町へ仮遷座し、昭和50年(1975年)に現在の奥武山公園内に移転し、現在に至ります。
歴史の中で、沖宮は多くの人々に尊崇され、特に航海の安全を祈願する場所として重要な役割を果たしてきました。
また、昭和32年(1957年)に天受久女龍宮王御神が鎮座する天燈山に石碑が建立されました。
毎年旧暦3月23日に行われる春季例大祭は、沖宮の伝統行事として多くの参拝者を迎えます。
沖宮の歴史は、沖縄の人々の信仰と共に歩んできた長い歴史であり、その魅力は今も変わらず多くの人々を引きつけています。
駐車場・アクセス情報
アクセス | 那覇空港から車で約10分 |
住所 | 沖縄県那覇市奥武山町44 |
駐車場 | 無料駐車場が2ヶ所ある |
トイレ | 有り |
沖宮は奥武山公園内にあるため、奥武山公園の駐車場に駐車できます。
ただし、奥武山公園には沖縄セルラースタジアム那覇(野球場)や沖縄県立武道館などがあり、さまざまなイベントが開催されています。イベントの際は、満車となり駐車できない場合もありますので、あらかじめご注意ください。
1つ目は奥武山公園第1駐車場です。
2つ目は、奥武山公園第2駐車場です。
まとめ
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沖宮は、琉球の歴史と神秘を感じることができる貴重な場所です。
本殿や天燈山御嶽、住吉神社、八坂神社、そして船越義珍顕彰碑と、多くの見どころがあります。
これから沖宮を訪れる予定の方は、その壮大な歴史と神秘に触れ、心を癒すひとときをお過ごしください。
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