「テダ御川」は沖縄本島、南部の南城市にある泉です。
太陽神が降臨したという昔の伝えがあり、「テダ(太陽)」という名前が付けられています。
琉球国王が久高島に参拝するときは「テダ御川」の泉の前に船をとめて安全祈願をしたという言い伝えが残されています。
1982年には知念村の史跡に指定され、現在は南城市の史跡に指定されております。
テダ御川(てだうっかー)の評価
※評価はOkinawa Bookmark管理者が沖縄の他の城・城跡と比較しての主観です
テダ御川(てだうっかー)の基本情報
遊泳期間 | 特になし |
営業時間 | 特になし |
入場料 | 無料 |
所要時間 | 15-30分 |
トイレ | なし |
駐車場 | 有り(無料) |
住所 | 沖縄県南城市知念知名1172 |
昔は泉が湧いていたようですが、今は石碑が残っており地元の方や観光客がお参りをします。
海岸沿いですので、近くで釣りをしている人もいました。
テダ御川の見どころ
琉球国王が毎年参拝していた太陽神
テダ御川は、琉球国王が久高島に参拝するときは「テダ御川」の泉の前に船をとめて安全祈願をしたという言い伝えが残されています。
神秘的な空気感
「テダ御川」は太陽神が降臨したという言い伝えがあるからか、とても神秘的な雰囲気があります。
また、自然豊かな場所ということもそれを後押ししている気がします。
綺麗な岩場
岩場の隙間でたくさんの生き物が住んでいて「小魚」や「なまこ」、「ウニ」、「ヒトデ」など様々な生き物を見ることができました。
テダ御川(てだうっかー)の歴史
沖縄本島南部、南城市知念に佇むテダ御川。
この海岸はただの景色ではありません。
琉球王朝の歴史を今に伝える聖地なのです。
かつての国王が久高島への参拝の前に、ここで航海の安全を祈ったとされます。
泉水は今は枯れていますが、その神秘は色褪せません。
丘の上からの中城湾の眺めは、訪れる価値があります。
知念崎の灯台から続く旧道を歩くと、その歴史的価値をより深く感じられるでしょう。
テダ御川は「東御廻い」の拝所の一つ。
太陽神が降臨した地として、静寂に包まれた時間を提供します。
ビーチで遊ぶだけではない、沖縄の精神文化に触れる貴重な経験がここにはあります。
訪れる際は、歴史の重みを感じながら、敬虔な気持ちでその風景を堪能していただきたい。
テダ御川は、太陽の名を冠する聖地であり、その名の通り、訪れる人々に明るい光を与えてくれるでしょう。
アクセス情報・駐車場
アクセス | 那覇空港から車で約40分 |
住所 | 沖縄県南城市知念知名1172 |
駐車場 | 有り(無料) |
トイレ | なし |
テダ御川には無料駐車場が完備されています。
駐車場の詳細情報は以下GoogleMapからご確認ください!
テダ御川(てだうっかー)の周辺情報
あざまサンサンビーチ
周辺には観光地として有名な「あざまサンサンビーチ」があります。
車で5分ぐらいで着きますので、海水浴やアクティビティを楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみてください。
百名伽藍(Hyakuna Garan)
百名伽藍は高級リゾートホテルで「沖縄の旬の食材を使用した料理」と「ホテルからのオーシャンビュー」が見所です。
百名伽藍は場所が海岸沿いで、崖から見下ろすような形で沖縄の海を一望できます。
宿泊料金は相場よりも少し高めですが、満足できるサービスとおもてなしが体験できます。
今回のまとめ
今回、「テダ御川」について紹介しました。
歴史的に価値のある場所であり、自然豊かで神秘的な雰囲気を味わうことができます。
南城市に行く際は、ぜひ「テダ御川」に足を運んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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