今回、宮古島の高野(たかの)エリアにあるダイビングポイントを紹介します。
高野エリアは宮古島本島の東海岸にあり、高野漁港を拠点に潜るエリアです。
伊良部島・下地島の地形や八重干瀬のサンゴ礁とくらべると知名度は高くありませんが、サンゴ礁が発達していて魚影の濃いエリアです。
宮古島のダイビングエリアのなかでは、いま新しく開拓が進んでいる場所でもあります。
高野エリアを専門にしているダイビングショップもあり、名前が公開されているポイントは20か所を超えます。
この記事では、高野エリアのダイビングポイントと、このエリアがどんな海なのかを解説します。
高野エリアの特徴

高野エリアは宮古島の東海岸に位置するエリアです。
高野エリアの特徴を4つにまとめると、次のとおりです。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 東海岸で唯一まとまったエリア | 高野漁港を拠点に、港から近いポイントが中心 |
| サンゴ礁が発達している | 浅場から深場まで、サンゴと魚影の濃さが持ち味 |
| エリア専門のショップがある | 名前が公開されているポイントは20か所以上 |
| 開拓が進んでいる途中 | 水深やレベルまで公開されているポイントは少ない |
東海岸ならではの手つかず感
宮古島のダイビングは、伊良部島・下地島と八重干瀬に人が集中します。
高野エリアはそのどちらでもない東海岸にあるため、船も人も少なく、落ち着いて潜れるのが魅力です。
マリンダイビングは、島の東海岸を「高野を中心に、新しく開拓が進んでいるエリア」と紹介しています。
つまり、これから新しいポイントが増えていく可能性があるエリアということです。
サンゴ礁が発達していて魚影が濃い
高野エリアの海は、サンゴ礁がよく発達しています。
マクロの生物からカラフルなハナダイまで、多種多様な生きものが見られるのがこのエリアの持ち味です。
高野漁港の沖にある「ツフツワ干瀬」は、宮古島の東北東沖合にある三日月型の干瀬です。港からボートで15〜20分ほどの距離にあります。
水深5mあたりからサンゴの群生がずっと広がり、深場は水深50mほどまで落ち込んでいます。青色が鮮やかなエダサンゴや、緑色に広がるユビエダハマサンゴが見どころです。
港から近く、移動時間が短い
ロックⅡは港から船で5分ほどという近さで、ボートの移動時間がほとんどかかりません。
船に弱い方や、移動時間を短くしたい方には向いているエリアです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 拠点となる港 | 高野漁港(宮古島市平良東仲宗根添) |
| 宮古空港から | 車で10分ほど(空港から東へ向かい、突き当たりを左折) |
| ボート移動 | ポイントによっては港から5分ほど |
どんな風向きのときに潜るのか
宮古島では、その日の風向きによって潜るエリアが決まります。
高野エリアは東海岸にあるため、東風や北東風が強い日は海が荒れて行けません。
逆に、西風や南西風で伊良部島・下地島の海が荒れる日に、選択肢として挙がるエリアです。
| 風向き | 海況の傾向 | メインになるエリア |
|---|---|---|
| 南風 | 伊良部島側が穏やか | 伊良部島 |
| 北風 | 下地島側が穏やか | 下地島 |
| 西風・南西風 | 西側が荒れ、東海岸が穏やかになることがある | 高野(東海岸) |
| 東風・北東風 | 東海岸が荒れる | 高野は難しい |
※実際の判断は当日の波やうねりにもよります。ショップの判断に従ってください。
高野エリアのダイビングポイント一覧
高野エリアの4ポイントを一覧にまとめました。
| ポイント名 | 水深 | レベル | 見どころ |
|---|---|---|---|
| ツフツワ干瀬 | 5〜30m | 中級 | 水深5mから広がるサンゴ群生 |
| 二段干瀬 | — | — | サンゴのポイントが集まるリーフ |
| 砂丘伝説 | — | — | 1年中潜れる砂地・生物探し |
| ロックⅡ | 〜30m | 中級 | グルクン・ニザダイの群れ、回遊魚 |
※水深とレベルはショップやコースによって異なります。参加前に必ずショップへご確認ください。
※「—」は公開情報で確認できなかった項目です。
※このほかにもロックⅠ・トライアングル・テーブルマウンテンなどのポイントがあります。実際に潜れるポイントは、利用するショップにご確認ください。
高野エリアのダイビングポイント
ツフツワ干瀬
| 水深 | 5〜30m |
| レベル | 中級 |
| 流れ | ときに強い |
| 見どころ | 水深5mから広がるサンゴ群生 |
ツフツワ干瀬は、高野漁港の沖に広がる三日月型の干瀬です。宮古島の東北東沖合にあり、港からボートで15〜20分ほどの距離にあります。
さまざまな種類のサンゴの群生が水深5mあたりからずっと広がっていて、スズメダイやハナゴイが群れています。
青色が鮮やかなエダサンゴや、緑色に広がるユビエダハマサンゴが見どころです。
浅場のサンゴから一転して、リーフの外は水深50mほどまで落ち込んでいます。潜れるのは最大水深30mほどまでです。
この干瀬には「フィシュパーク(ツフツワフィッシュパーク)」「ツフツワ東」「ハートブレイクリーフ」「お茶畑」などのポイントがあります。
流れが強くなることがあるため、中級者以上向けのポイントです。
二段干瀬
| 水深 | — |
| レベル | — |
| 流れ | — |
| 見どころ | サンゴのポイントが集まるリーフ |
二段干瀬は、ツフツワ干瀬と並ぶ高野エリアのサンゴのリーフです。
「オアシス」「ニシキの杜」「マル」「ダンゴドロップ」「クマザ」といったポイントがあります。
水深やレベルは公開されていないため、参加前にショップへご確認ください。
砂丘伝説
| 水深 | — |
| レベル | — |
| 流れ | — |
| 見どころ | 1年中潜れる砂地・生物探し |
砂丘伝説は、高野漁港から船で5分ほどのところにある砂地のポイントです。
1年中潜ることができ、冬場でものんびり生物探しができるため、カメラ派のダイバーに人気があります。
「砂丘伝説シリーズ」として複数のポイントに分かれています。
水深やレベルは公開されていないため、参加前にショップへご確認ください。
ロックⅡ
| 水深 | 〜30m |
| レベル | 中級 |
| 流れ | ときにあり |
| 見どころ | グルクン・ニザダイの群れ、回遊魚 |
ロックⅡは、高野漁港から船で5分ほどという近さにあるポイントです。
港から近いにもかかわらず魚影が濃く、グルクンやニザダイの群れが常に見られます。
ギンガメアジやイソマグロ、バラクーダといった回遊魚が入ってくることもあり、近場とは思えない手ごたえがあります。
すぐ近くには「ロックⅠ」があり、この2つはあわせて高野エリアの大物ポイントとされています。
水深は30mまで取れるため、深度と残圧の管理には余裕をもってください。
高野エリアで潜るときの注意点

ツフツワ干瀬とロックⅡは、いずれも最大水深30mまで取れます。残圧と無減圧時間の管理に余裕をもってください。
ツフツワ干瀬は流れが強くなることがあります。流れに不安がある場合は、無理をせずショップに相談してください。
東海岸は、東風や北東風が強い日に海が荒れます。行けるかどうかはその日の風向き次第ですので、ショップの判断に従ってください。
サンゴには絶対に触れないでください。数十年から数百年かけて育ったものが、一度の接触で壊れてしまいます。
ダイビング後の飛行機搭乗には時間を空ける必要があります。宮古島から帰る日は潜らないなど、余裕をもった日程を組んでください。
よくある質問
高野エリアは初心者でも潜れますか?
ツフツワ干瀬とロックⅡはどちらも最大水深30mで、流れが出ることもあるため中級者以上向けです。
ライセンスを取りたての場合は、伊良部島の浅いポイントや八重干瀬の浅場から始めるほうが安心です。
一方で、砂丘伝説のように1年中潜れる砂地のポイントもあります。希望があればショップに相談してみてください。
どんなときに高野エリアに行きますか?
その日の風向きによって、ショップが行き先を決めます。
西風や南西風で島の西側が荒れる日に、東海岸の高野エリアが選ばれることがあります。詳しくは「どんな風向きのときに潜るのか」をご覧ください。
行きたいエリアがある場合は、予約時に希望を伝えておくと配慮してもらえることがあります。
高野エリアにはポイントがいくつありますか?
名前が公開されているポイントは20か所を超えます。この記事では、そのなかから代表的な4ポイントを紹介しています。
高野エリアは開拓が進んでいる途中で、ショップごとに案内するポイントが異なります。
実際に潜れるポイントについては、利用するショップに直接確認してください。
高野漁港から自分で入れますか?
高野漁港は漁業関係者が使う場所です。
紹介したポイントはいずれもボートで向かうポイントですので、ショップのツアーに参加してください。
高野エリアの周辺情報
白川浜(すさかばま)

白川浜(すさかばま)は、高野漁港と同じ平良東仲宗根添にある穴場ビーチです。
観光客がほとんど訪れない静かな浜で、宮古空港から車で20分ほどの距離にあります。
ダイビングの前後に立ち寄れる、東海岸らしい手つかずの景色が広がる場所です。
島尻のマングローブ林

島尻のマングローブ林は、宮古諸島で最大規模のマングローブ群落です。
木製の遊歩道が整備されていて、島の北側へ足をのばすときに立ち寄りやすい場所です。
宮古島のアクティビティ

宮古島には、さまざまなマリンアクティビティがあります。
ファンダイビングや体験ダイビングのほか、シュノーケリングやSUPなどの予約ができます。
気になる方は、「アクティビティジャパン」や「じゃらん」からアクティビティを確認してみてはいかがでしょうか?
宮古島のレンタカー

宮古島観光にはレンタカーが断然おすすめです。
与那覇前浜や伊良部大橋など、絶景スポットは島内に点在しているため、車があれば自分のペースで自由に巡れます。路線バスの本数が少ない宮古島では、レンタカーがあるかないかで旅の充実度が大きく変わります。
人気シーズンは予約が埋まりやすいので、旅行の日程が決まったら早めの予約をおすすめします。
まとめ

今回、高野エリアのダイビングポイントを紹介しました。
高野エリアは宮古島本島の東海岸にあり、高野漁港を拠点に潜るエリアです。
サンゴ礁が発達していて魚影が濃く、港から近いのに落ち着いて潜れるのが魅力です。
名前が公開されているポイントは20か所を超えますが、水深やレベルまで公開されているものは少なく、これから開拓が進んでいくエリアでもあります。
風向きが合う日に案内されることがありますので、ショップに相談してみてください。
宮古島のほかのエリアのダイビングポイントは、以下の記事でまとめて紹介しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。







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