佐敷上グスク | 見どころや所要時間、駐車場などを紹介

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沖縄の城・文化史跡・遺跡

沖縄本島の南部に位置し、琉球王国の歴史を今に伝える佐敷上グスク。

この古城は、琉球三山統一の英雄、尚巴志(しょうはし)とその父尚思招(しょうししょう)の居城として知られています。

豊かな自然に囲まれたこの地は、過去の王国の栄光を今に伝える貴重な遺産です。

この記事では、佐敷上グスクの見どころや観光時の所要時間を紹介します。

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佐敷上グスクの評価

引用元:なんじょうデジタルアーカイブ
  • 人気・知名度・・・・3.0
  • 歴史的価値・・・・・5.0
  • 保存状態・・・・・・3.0
  • 見学施設の充実度・・3.0
  • 周辺の景色・眺望・・5.0
  • 休む場所の多さ・・・3.0

※評価はOkinawa Bookmark管理者が沖縄の他の城・城跡と比較しての主観です

佐敷上グスクの基本情報

営業時間特になし
定休日特になし
入場料無料
所要時間約30分
駐車場有り(無料)
トイレなし
住所沖縄県南城市佐敷116

佐敷上グスクは市指定史跡に選ばれており、沖縄の歴史にとって重要な場所です。

佐敷上グスクの見どころ

尚巴志(しょうはし)の居城跡

佐敷上グスクは、琉球三山統一の英雄、尚巴志(しょうはし)とその父尚思招(しょうししょう)の居城跡として知られています。

この城跡は、中城湾や勝連半島の美しい景色を一望できる場所に位置しており、訪れる人々を歴史深い時代へと誘います。

佐敷上グスクは、琉球王国の成立と発展の重要な舞台であり、その歴史的価値は非常に高いです。

月代宮

佐敷上グスク内に位置する月代宮は、1928年に建立された神聖な場所です。

この宮は、中城湾や勝連半島を望むことができる絶好の展望地であり、訪れる人々に自然の美しさと静寂を提供します。

月代宮の存在は、佐敷上グスクのスピリチュアルな側面を反映しており、訪れる人々に心の平和をもたらす場所として知られています。

東御廻り(あがりうまーい)の巡拝地の一つ

佐敷上グスクは、沖縄の伝統的な信仰と文化に触れることができる東御廻りの巡拝地の一つです。

この巡拝地は、琉球王朝時代から聖地とされており、沖縄本島の東南部の聖地を巡る行事の一環として訪れる人々に精神性を感じさせます。

「東御廻り(あがりうまーい)」は、琉球の創世神アマミキヨが住み着いたと伝えられる聖地を巡拝する行事です。

首里城から見て、大里、佐敷、知念、玉城を含む東方の地域を巡るこの拝所巡礼は、琉球王国の重要な文化的伝統の一つとされています​​。

1979年の発掘調査で土器や白磁、青白磁が発掘された

1979年の発掘調査により、佐敷上グスクからは多くの土器や白磁、青白磁が発掘されました。

これらの出土品は、佐敷上グスクがかつてどのような生活の場であったかを物語っており、琉球王国時代の日常生活や文化の理解を深める貴重な資料となっています。

この発掘調査は、佐敷上グスクの歴史的重要性をさらに明らかにするものです。

所要時間

引用元:なんじょうデジタルアーカイブ

佐敷上グスクは約30分ほどで、回ることができます。

そこまで広くはありませんし、城跡が残っていない箇所をあります。

佐敷上グスクの歴史

佐敷上グスクは、沖縄の南部に位置する歴史的な重要性を持つ古城で、琉球の歴史を色濃く残しています。

このグスクは、琉球三山統一を果たした尚巴志(しょうはし)とその父尚思招(しょうししょう)の居城として知られていますが、尚巴志は実際には佐敷で生まれ育ったとされています。

佐敷上グスクは、島添大里グスクを攻め落とす前に築かれ、尚巴志の時代にその栄光を極めました。

尚巴志は、馬天港を拠点として力を付け、巨大勢力であった島添大里を破り、その後中山、北山、南山を撃破して琉球王国の統一を果たしました。

城跡は中城湾や勝連半島を一望できる高台に位置し、訪れる人々には息をのむような景観があります。

また、グスクの斜面には土留めの役割を果たす「石列」が存在し、沖縄の他のグスクに見られる石積みの城壁は発見されていませんが、その独特の構造が歴史を物語っています。

1979年の発掘調査では、多くの貴重な遺物が発掘されました。

これらの遺物からは、佐敷上グスクがかつてどのような生活の場であったかをうかがうことができます。

沖縄の歴史を深く感じることができるこの場所は、訪れるすべての人々にとって忘れがたい体験となることでしょう。

沖縄を訪れた際には、ぜひ佐敷上グスクを訪れて、その豊かな歴史に触れてみてください。

アクセス情報・駐車場

アクセス那覇空港から車で約40分
住所沖縄県南城市佐敷116
駐車場有り(無料)
トイレなし

佐敷上グスクには駐車場と明記はされていませんが、駐車できるスペースが佐敷上グスクの敷地内に有ります。

多くの観光客が集まる場所ではないため、駐車にはほとんど困ることはありません。

駐車場について、以下GoogleMapをご確認ください。

まとめ

佐敷上グスクは、沖縄の歴史と自然の美しさを体験できる類稀な城跡です。

琉球三山を統一した尚巴志の居城跡として知られ、月代宮や東御廻りの巡拝地としても重要な役割を果たしています。

1979年の発掘調査では、多くの遺物が発見され、この地が古くから重要な地位を占めていたことを示しています。

訪問には約30分程度を見積もると良く、息をのむような景色と歴史の深さを存分に楽しめるでしょう。

沖縄を訪れた際には、ぜひ佐敷上グスクを訪れて、その豊かな歴史と自然に触れてみてください。

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